理事長あいさつ
力を合わせて課題に取り組む
茨城県型枠事業協同組合は茨城県内の型枠専門工事業者20社で構成しています。
当組合の基本方針・責任 ・信頼 ・相互扶助
- 組合員としての責任を自覚して活動を行う
- 組合員同志の信頼関係を構築する
- 組合員だから得られる情報を共有して相互扶助の精神を養う
今後一番大切にして行くことは、相互扶助の精神です、会員同士のコミュニケーションや情報交換を大事にし、技術力向上や技能者の能力向上を考えて行きたいと思っております。
我々型枠業界は、働き方改革や建設キャリアアップシステムの導入が喫緊の課題となっております。
特に働き方改革は、国の施策では成長と分配の好循環の実現に向けてと言っておりますが、我々専門業者にとってはとても大きな厳しい問題・課題であります。
4週8休の課題は、専門工事会社で働く人のほとんどが日給月給者であり、働く日数が少ないと月々の収入が減ってしまいますし、会社の売上げも下がってしまいます。日給月給制技能労働者の処遇改善は自助努力だけでは難しいところがあります。よって適正な工期の設定と4週8休による労務費の補正を働きかけていきたいと思っております。
しかし、我々も要望だけではなく、生産性を高めるためICTの活用等を行い、企業の技術力向上や技能者の能力向上のための社員教育等に、本気で取り組む必要があります。また、キャリアアップシステムの導入も国策であります。登録促進と型枠基幹技能者の輩出及び、1・2級技能士資格取得の支援を図って参りたいと思います。
また、建設業全体の需要が大幅に縮小するなか、この難局を乗り越えるためにはさらなる施工力の強化がきわめて大切であると思われます。
高品質で、環境に配慮した施工体制を築き、優良な建築物を造り信頼を勝ち取らなければなりません。
世の中の絶え間ない変化によって、お客様である元請企業様のご要望も日々変化していきます。本組合と致しましては変化を読み取り、柔軟な姿勢で変革にチャレンジし、元請企業様の期待と信頼にこたえていく所存です。
又、組合員の一層の発展と、技能労働者の働き甲斐の充実を求めて参ります。